【OVA】「東京喰種トーキョーグール【JACK】」レビュー

概要

Webページ:
TVアニメ『東京喰種トーキョーグール』公式サイト

 

石田スイ氏のマンガが原作のアニメ、そのOVA。

発売時期は2期のあとで、内容は時系列的には(アニメになった部分では)最も過去の内容。

アニメ制作会社は2期までと同じだが、監督は違う。

 
 

人に勧められるか?

★★★☆☆ (5点中3点)

シンプルでおもしろいストーリー。ただし、「PINTO」には劣る。

 

30分と短いからか、シンプルで分かりやすく、それでいてちゃんとおもしろいストーリー。

サイドストーリーとしてちょうどいい長さ。

ただ、「PINTO」よりはおもしろさは落ちるかな。

 
 

ストーリー

有馬貴将と富良太志の出会い、そして過去が描かれる。

富良は本編でも存在感が薄いキャラだったが(単純にキャラ数が多いせいだけど)、このOVAでは主役扱い。

本編では存在感が薄いキャラにスポットを当てるという点で、サイドストーリーらしい内容だと思う。

そして、本編でも存在感がある有馬が、存分に活躍する内容にもなってる。

 

長さは30分とアニメ1話相当で、飽きずに見れるちょうどいい長さだった。

また、その30分でちゃんとおもしろいストーリーを描けてる。

また、エンディングも本編に繋がる内容になっているのも、またいい。

 

もし、東京喰種のファンだったらきっと楽しめる内容だろう。

個人的には、本編でも(人気がありそうな)有馬にスポットを当てたのは、とてもいいと思った。

…がしかし、おもしろさでいうと残念ながら「PINTO」には及ばなかった。

「JACK」は平均的なおもしろさなのに対し、「PINTO」は一段上のおもしろさなのだ。

2作しかないOVAなので、どうしても比べてしまう。

詳しくは「PINTO」で掻くことにしよう。

 
 

演出

本編同様、派手な演出はなし。

本編にはなかった(っていうよりは薄く伸ばされた)バトルパートのおもしろさがあったかな。 

 
 

音楽

特に印象には残らなかった。

本編のOP、EDが優秀なせいだろうか。

 
 

個人的に刺さったシーン

敵の正体が分かったシーン。

いや、ぶっちゃけ途中からバレバレくさくなるのだが、どこで明かすんだろう?というところが。

あと、正体がバレたあとの敵の変わりぶりが印象的。

 
 

まとめ

ファン向けのサービス的な内容。

キャラチョイス、ストーリーのおもしろさはある。

…が、「PINTO」がそれ以上におもしろかったので、存在感がぼやけちゃった感はあるかな?

 
 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です