概要
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テレビ東京・あにてれ レベルE
※要・Adobe Flash Player
冨樫義博氏のマンガが原作のアニメ。
マンガの連載は1995〜1996年だが、アニメ化は2011年。
そのため、小物や世界観が2011年の時代にリファインされている。
人に勧められるか?
★★★★★ (5点中5点)
マンガ連載から15年経ってアニメ化したのもよく分かる。
基本はギャグなのだが、そのストーリー構成にかなりのセンスを感じる。
加えて、それを上手に活かした演出を添えている。
パロディは多少あるが、メジャーなものではあるため、前提知識が要らないのもポイント。
ストーリー
バカ王子が巻き起こすドタバタに、同じドグラ星の宇宙人や、他の宇宙人、そして地球人が巻き込まれる。
実にいろいろな宇宙人が出てくるので飽きないし、そもそもバカ王子自体がかなりおもしろいので、見てておもしろい。
そして、そんな設定やギャグを支えるストーリーがとてもおもしろい。
ギャグを最大限活かすための構成になっている、と言うべきか。
さすが、ストーリーを作らせたら天才的な冨樫義博氏。
そのマンガを下地にしたアニメだから、おもしろくないはずがない。
演出
ストーリー自体がおもしろいのだが、それを補強するように演出もかなり強力だと感じた。
どの話でもそれをよくよく感じられる。
個人的に「おー…」と感じたのが3話である。
あのオチには驚いたし、確かに全編にわたってそういう演出がされてたなと納得した。
音楽
OPもEDも、どちらも妙にカッコいい。
いやだからこそ、アニメ本編の内容に妙にマッチしていると感じた。
第一話時点では、あの曲調も本編の伏線になってるようにも見える。
下手にギャグアニメっぽい軽快な曲だったらぶち壊しだしね。
個人的に刺さったシーン
やはり一番おもしろかった第1話〜第2話のストーリー、そのネタバラシのシーンだろうか。
あれには驚いたし、そして笑った。
その他だと、マクバク族のシナリオのオチだろうか。
あの発想が出てくるのが、さすが王子…。
まとめ
笑えるギャグアニメという意味でとてもオススメできる。
加えてそれだけでなく、ストーリー構成にセンスを感じられるのが、またいい。
ぜひぜひオススメしたい。