概要
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みなみけ
桜場コハル氏のマンガが原作のアニメ。
人気作らしく、4期までとOVAも制作されている。
なお、このレビューでは1期のみを対象とする。
人に勧められるか?
★★★★☆ (5点中4点)
具体的にどうおもしろいのか言えないのに、なぜかおもしろい。
この一言に尽きるのだが、なぜかおもしろくて見てしまう。
桜場コハル氏の独特のセンスによる賜物なのか、ほぼ会話劇でしかないのに、おもしろい。
日常を淡々と描く…という説明の通りなのに。なぜだ。
登場キャラクターたちはみな、どこかズレてておもしろい。
ストーリー
南家の3姉妹の日常を淡々と描く。
確かに淡々と描いているのだが、登場キャラクターたちみんながみんな、独特のセンスで会話を進めるため、どんどん明後日の方向へ話が進んでいく。
明確なツッコミとボケという区別もない。
そのどこに行くとも分からない会話劇を楽しむアニメである。
勝手な推測だが、どこがおもしろいのか分からないという人も少なからずいると思う。
そして、このおもしろさはマネしようにもマネできない。
今日の5の2ですでにその片鱗が見えていたが、この「みなみけ」でさらに磨きがかかってると感じる。
なお、具体的なストーリーも何もないし、キャラの深掘りもない。
それでもおもしろいのだから、もうセンスとしか言いようがない。
演出
目立った、あるいは凝った演出はない。
キャラクターの個性と会話劇が十分におもしろすぎるので、要らないというのもある。
ちなみに、この1期を見ると、主役3人の演技がまだ固定されていない感じが新鮮。
音楽
OPとED、いずれも主役3人の南家3姉妹が歌う。
どちらもいい曲だと思うが、OPの耳に残りやすさは数歩抜きん出てる。
個人的に刺さったシーン
夏奈と千秋がカレーを作るシーン。
ルウを足す→水を足す→ルウを足す…をひたすら繰り返すのがおもしろかった。
っていうか、パートパートでおもしろいところが多くて、それが1期だったのか、2期だったのか…がいまいち思い出せない 笑
まとめ
ここまでどういう作品か説明しにくい、一方でちゃんとおもしろいアニメはなかなかない。
原作作者の独特の笑いのセンスがおもしろい…かな。
まずは見てみろ、話はそれからだ、としか言えない 笑