【アニメ】「ガールズ&パンツァー これが本当のアンツィオ戦です! 」レビュー

概要

Webページ:
ガールズ&パンツァー(GIRLS und PANZER)|公式サイト
※TVシリーズ、OVA、劇場版1作目共通

TVシリーズ1期レビュー:
【アニメ】「ガールズ&パンツァー」レビュー

 

女子高生と戦車がテーマのオリジナルアニメ。

本作は、TVシリーズでは省かれた、2回戦の内容が描かれる。

例によって、本レビューではこのOVAシリーズのみをレビュー対象とする。

 
 

人に勧められるか?

5点中4点。

ただし、TVシリーズを見た人に対してならば、5点に変わる。

TVシリーズとは違った大洗女子学園の戦いが見れる。

その分、戦車同士の対決が迫力があり、結果が分かっていてもかなり楽しめる内容になってる。

 

また、例によって相手校のメンバーが個性派なので、愛着も湧きやすい。

ドゥーチェ・アンチョビが人気なのもよく分かる。

加えて、とある大洗女子学園側のキャラと相手校のキャラが幼なじみ関係という描写も初。

ライバルらしい戦いも熱い。

 
 

ストーリー

2回戦進出を果たした、大洗女子学園。

次の対戦相手は、イタリアモチーフの学校・アンツィオ高校。

ドゥーチェことアンチョビ率いるアンツィオ高校に対し、大洗女子学園がどう戦いを挑むのか。

 

本作では、TVシリーズでは一瞬結果が描かれただけの、2回戦のアンツィオ高校との戦いの模様が描かれる。

尺の都合で省かれてしまった戦いが、実際どんな内容だったのか?ということだ。

TVシリーズを見たのであれば、戦いの結果は知っての通り。

つまり、ゴールは決まっているので、そのゴールにむけていかにおもしろく内容を描けるか?というところで評価が決まるだろう。

 

結論から言えば、本作はその期待に十分応えている。

大洗女子の面々はいつものように、それぞれの場面でそれぞれ個性を発揮している。

加えて、敵であるアンツィオ高校の面々も、TVシリーズの他校に負けず劣らず個性的で、印象に残る。

特に、ドゥーチェ・アンチョビは可愛らしく、TVシリーズのキャラが好きだった人も、推しがアンチョビに心変わりしてしまうかもしれない。

 

話の流れとしては、戦いの前の情報収集(1回戦で秋山優花里がやってたアレ)、戦闘訓練、そして本番の戦いと、最後にオチのオマケ…という流れになっている。

最後のオチのオマケはさておき、7話の後にこのOVAをそのまま入れても違和感のない、丁寧な描写である。

本当は、これもTVシリーズに入れ込みたかったんだろうなぁ。

 

個人的におもしろいと思うのは、西住みほの奇策染みた作戦が、本作ではほとんど見られないことだ。

TVシリーズの戦いでは、多くの場面で変わった作戦を用いていたが、対アンツィオ戦に関してはかなりガチンコというか、正面からぶつかり、そして倒している。

使ったのはおとり作戦くらいである。

なぜ、アンツィオ高校に対して奇策を用いなかったのか、劇中では語られない。

サンダース、プラウダ、黒森峰に比べて優勝候補でもないし…ということなのかもしれない。

それはさておき、おもしろいのは、事前の訓練では「P40の前面の装甲は、かばさんチームであれば、相手の有効射程距離外から抜ける」という前提で訓練していたが、実戦ではかばさんチームはP40とはまったく相対してないことである。

実戦は訓練通りにはいかない…ということなのだろうか。

前と後ろが繋がらないという意味で、シナリオ的にはとっ散らかった印象を受けるが。

 
 

演出

相変わらず、戦車戦の描写は細かく、そして迫力がある。

第三者視点、戦車の操車担当視点、砲手担当視点が目まぐるしく切り替わる。

加えて、カエサルとカルパッチョの戦車戦が印象的。

下手な奇策はなく、装填スピードと連射、敵の背後を取り合う、まさにガチンコ対決を見ることができる。

幼なじみ、ライバル…とは言われないが、ライバル同士のような熱い戦いを見ることができる。

 
 

音楽

主題歌と劇伴が印象的なのは相変わらず。

TVシリーズと同じなのでノーコメント。 

 
 

個人的に刺さったシーン

やはり、カエサルとカルパッチョの戦いだろう。

確実に本作一番の見どころだろう。

その他、個人的に好きなのは、秋山優花里がアンツィオ高校に潜入した時のシーン。

あのアンツィオ名物鉄板ナポリタンは旨そうだ(実際作った)。

加えて、コロッセオで「ドゥーチェ!ドゥーチェ!」と掛け声をあげるシーンが可愛い。

 
 

まとめ

TVシリーズを見てハマったのなら、間違いなく見て損はない。

大洗女子学園の各キャラの深堀り、新キャラのアンツィオ高校の面々の魅力。

そしてやはり一番力を入れている戦車戦の描写は、相変わらず印象が残る。

細かいツッコミどころがあるのも、そして「細けぇこたぁいいんだよ!」な作風も相変わらず。

シンプルに楽しめるエンターテイメント作品として、十分な内容だと思う。

 
 

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