概要
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TOKYO MX *アニメ「あかね色に染まる坂」
fengの18禁美少女ゲームが原作。
ストーリー、設定がゲーム版とは異なっているとのこと。
人に勧められるか?
★☆☆☆☆ (5点中1点)
女の子が可愛いだけのアニメ。ストーリーも演出もさほど。
女の子、特に長瀬湊が可愛いだけのアニメ。
ギャグもいまいちだし、メインのストーリーもさほどおもしろくない。
パッと思い当たる原因は後述。
もういっそ、長瀬湊をひたすら可愛く描いた方がマシだったかもしれない。
ストーリー
基本はドタバタのラブコメで、最終的にどちらを恋人に選ぶか?という二択のストーリー。
それに忠実に、ちゃんとストーリー立てて作っていれば、もう少しおもしろい内容になっただろうに…。
気になるところは3つある。
ひとつは、ドタバタラブコメと考えた場合のテンポの悪さ。
画面の切り替えなどの演出もなく、ギャグもおもしろみがないものが多い、シリアスとギャグの落差が少ない…などの原因が感じられる。
ギャグ自体はセンスの問題で、演出等で多少カバーできるが、それもない。
ふたつめが、余計なシーンの多さ。
全編に渡って主人公・長瀬準一の両親の仕事ぶりが描かれるが、あれは必要だろうか。
ギャグなのかなんなのか、意図が分からない。
それ以外にも、準一が声優のもの?と思われるブログ見てるのを片桐優姫に見られるシーンもあるが、必要とは思えない。
みっつめが、片桐優姫の性格破綻である。
分かりやすいのが料理に対するスタンスで、料理に対する自信があるような発言や、自信がないような発言が時系列入り乱れて出てくる。
やってみて料理がダメだった、以降は料理に対する苦手意識が生まれた…というふうに統一してればいいものを。
他にも突然泣き出したり…しかもその説明はなく、しかもその回はそのまま終わる。
そんな風な性格破綻が特に目立つのが、優姫だ。
おかげでツンデレ以外の優姫というキャラクターがとても分かりづらいものになってる。
以上のことから、ストーリー的なおもしろみがほとんど感じられない。
ちゃんと基本に忠実に作り、キャラの性格や心理変化を描けばよかったのだ。
演出
目立った演出はあまりない。
ギャグシーンで少し使われるのと、パロディが多少あるくらい。
特にいいところはない。
音楽
OP、ED共に特に印象に残らない。
EDは毎回、その回の当番キャラが担当する形式だが、良曲というわけでもないので。
個人的に刺さったシーン
ふたつある。
ひとつが、準一が長瀬湊に「デートしようぜー」と言われて、慌てふためくシーン。
あのシーンの湊が可愛かったから。
もうひとつが、最終回で湊がスクール水着を着てたシーン。
あのシーンの湊がちょっと色気が強かったから。
まぁ主役は湊だよね…制作側も湊が好きなんだろうな。
だったら、もっと湊にフォーカスしてストーリー作ればよかったのに。
まとめ
ストーリー、ギャグ共におもしろみがあまりないので、美少女キャラクター、特に長瀬湊の可愛さだけを追っかけてればいいアニメ。
いやしかし、よくするにしてもどっから手をつけたらいいのか分からないレベルだな…。