概要
Webページ:
TVアニメ「ポプテピピック」公式サイト
※TVシリーズ1期と共通
大川ぶくぶ氏のマンガが原作のアニメ、その特別編。
テレビとネットで同時配信された。
全4バージョン、各2話ずつ制作されている。
人に勧められるか?
★★★☆☆ (5点中3点)
相変わらずのサブカル声優バラティ。勧めにくいのも変わらず。
TVシリーズ以上に勧めにくい。
TVシリーズでは1話2パターンだったが、このTVスペシャルは1話8パターンに増えてる。
バージョン自体は4つだが、どれがいいとか悪いとかも言いにくい。
1つだけでいいやと思うのなら、適当に選べばいいと思う。
ストーリー
相変わらずストーリーもへったくれもない。
ただひたすらに、パロディをネタにオチもない内容が繰り広げられる。
TVスペシャルの特徴的なところは、「青龍」「朱雀」「白虎」「玄武」の4バージョンも存在することである。
内容だけで言えばTVシリーズ1話の4倍相当。
相変わらずこのアニメはやってくれるな、と思った。
声優ファン的には一番おもしろかったのが、「朱雀」の13話前半、花澤香菜さんと戸松遥さんの組み合わせ。
アドリブが笑えて仕方がない。
がしかし、元ネタがわからないと何もおもしろくはない。
ので、もし2人のことを知らないのであれば、4バージョンのどれかを適当に選べばいいと思う。
演出
これもまた、色んな方向に力が入りまくってるし、なにもかもネタにしてしまうのがすごい。
個人的には、世界でいちばんダサいPVのヤツがおもしろかった。
まさかセルフパロディを持ってくるなんてね。
音楽
まさかTVスペシャルのためだけに、星色ガールドロップの新曲を用意するとは思わなかった。
しかもそれを後編でパロディにするというのもおもしろい。
ホント、無駄に手間がかかってるアニメ。
個人的に刺さったシーン
ひとつは、やはり花澤香菜さんの例のシーンだろう。
まさかそこでそれをネタにするんだ…って予想外度が高い。
次が、世界でいちばんダサいPVのパロディ。
あれも妙に再現度が高いし、しかも原曲にうまいこと似せているのがおもしろい。
最後が、「玄武」14話後半の、緑川光さんと子安武人さん。
「お前を殺す」「ウイング!?ウイングでしょ!?」は笑った。
まとめ
相変わらず予想の斜め上をいくアニメ。
配信サイトによって声優を変えて4バージョンも用意するのが、なによりすごい。
手間も金も掛かってるはずのに、一見そうは見えないのがすごいよね。
次回新作も期待したいし、次回は何をやってくれるんだ?と楽しみになる。
けど、このおもしろさはなかなか理解されにくいのが悩ましい。。。