概要
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いぬかみっ! 公式サイト
※インターネットアーカイブ
有沢まみず氏のライトノベルが原作のアニメ。
原作での女性キャラのお色気描写は少なめ、男性キャラによる過激な変態・下ネタ描写が多めとのこと。
わたし個人は原作未読であるため、その違いによるレビューは加味できない。
人に勧められるか?
★★☆☆☆ (5点中2点)
人外ヒロインの魅力よりも、男の裸のほうが目立つアニメ。
おもしろいとは思うが、あえて選ぶほどではないかな…くらい。
わりと王道くさいストーリー、そしてオリジナル色強めとのことだが、ちゃんとおもしろい。
個人的には、下ネタや変態ネタで笑いを取るのはちょっと卑怯だと感じなくもないが…まぁ笑えるのは否定できない。
あとは、ようこが可愛い。
…がしかし、全体的に一段飛び出せてない感は否定できないので、4点に近い3点というところ。
この年代ではこれでよかったのかもしれないが。
ストーリー
高校生の川平啓太は、由緒ある犬神使いの一族・川平家の末裔。
だが、様々な事情につき川平の実家を離れ、犬神のようこと一緒にアパート暮らしをして、仮名史郎からの依頼を解決して暮らす日々。
いろんなトラブルに巻き込まれたり、依頼を解決したり、いとこの薫の犬神が現れたりと、ドタバタな日々が続く。
序盤は仮名が持ってくる依頼を解決したり、薫の犬神たちと揉めたりと、犬神を中心とした日常系+バトルものといったストーリー。
そして後半は、赤道斎という強大な的に対して、啓太とようこ、薫と薫の犬神たちが協力して立ち向かう。
ストーリー自体は変な捻りはなく、最初は人望が薄い主人公が少しずつ信頼を獲得していき、最後の強敵に打ち勝つという、わりと王道チックな展開。
だからこそ、ある意味当たり前におもしろい。
そして特徴としては、その中で男の下ネタや変態を押し出したギャグが織り交ぜられてること。
そして、ヒロインのようこをはじめとした、犬神たちが可愛い。
女性キャラのエロを押し出さず、男性キャラの下ネタと変態さを押し出したのは、なぜかは分からないが…まぁ確かに笑えるのだから、これはこれでいいのだろう。
まぁその代わりというか、あんまり女性にはオススメしにくい感があるけど。
演出
なにより目立つのは、男性キャラの裸や趣味etcの、変態度や下ネタっぷり。
女性の肌もまぁまぁ出てくるが、それと同じかそれ以上に男の裸が出てくる。
好みは分かれるかもしれないが、おもしろいのは確か。
音楽
OPの堀江由さんの曲もいいし、EDのAice5(アイス)の曲とそれに出てくるデフォルメされた犬神たちが可愛い。
いずれも曲自体がポップで耳馴染みがいい。
個人的に刺さったシーン
何話だったか忘れてしまったが、薫の犬神たちが、序列を啓太に決めてもらうシナリオがおもしろかった。
前はあんなに啓太のことを嫌っていたのに、信頼が出てきた証なのだろう。
まとめ
王道的なストーリー、魅力的なキャラ、下ネタと変態テイスト満載のギャグで十分おもしろい。
…が、全体的に一段飛び出しきれていない感。
悪くはないんだけど、すごいおもしろいということもない。
そういう理由からか、今の時点ではそう何度も見たいとは思えないんだよなぁ…。